こんにちはkanePです
今日、二男君とお風呂に入っていた時にこんな事を言われました
「99の段のかけ算の問題を出して!」
え、何?どういう事?
二男君に確認すると「99×3」とかなんでもいいから問題を出して欲しいとの事でした
じゃあ、「99×3は?」と聞くとしばらく考えて、「297!」という答えが返ってきました
ははあ、進研ゼミで習った計算の工夫の応用かな?
99×3=100×3-3=300-3=297
を頭の中で計算しているんだな! と感心しました
「100×」を考えて工夫して計算しているんだね?やるじゃん!
と聞くと答えは「No」でした。どうやって解いているか分かりますか?
中1の兄に99の段のかけ算の問題を出され、それを聞いているうちに頭の中だけで独自の解法にたどり着いたそうです。以下を頭の中だけで考えて何か気付く事あるでしょうか?
99×1=99
99×2=198
99×3=297
99×4=396
99×5=495
99×6=594
99×7=693
99×8=792
99×9=891
例えば、99×7ですが、99の9と7をかけて
9×7=63
になります。この6と3の間に99の9を入れると693になるのだそうです
「え、本当?」と疑問に思って一つずつ計算してみるとたしかに上記法則が成り立ちます。単なる偶然かもしれませんが、この事を頭の中だけで気付けた事はとてもすごい事だと思いました。ちなみに98や97ではこの考え方は使えませんでした
進研ゼミの「考える力プラス」は、与えられた問題に対して簡単な問題に置き換えて規則性を見つけて、その規則性から応用問題を解く形式のものが多いように思います。これは中学受験では「場合の数」等の分野で非常に役立つロジックです
最近、二男君には「簡単なものに置き換える」「置き換えた簡単なものから規則性を見つける」「見つけた規則から答えを導く」を意識させるようにしています。その効果が出始めたように思います
今回は、たまたまだとおもいますが、与えられた条件から規則を見つけその規則を使って問題を解くという事ができているのだと思いました
ちなみに、私も小学3年くらいの時に
11×11
12×12
13×13
14×14
15×15
16×16
17×17
18×18
19×19
をかけ算の筆算を使わずに解く方法を見つけました。いまだに証明できてはいません。だから誰にも言ってません。ですが、このように自分だけのプチ発見をするのはとてもワクワクする経験だと思います